ドローン飛行許可申請のホームページ掲載無人機を解説します!
ドローン飛行許可申請のホームページ掲載無人機は確認されていますか?
HP掲載機に該当すれば申請が少し簡単になります。
HP掲載機は随時更新されています。
そこで・・・
チェック
- ホームページ掲載無人機ってなに?
- ホームページ掲載無人機に掲載されるとどんなメリットがあるの?
なんて悩んでいませんか?
このようなお悩みをお持ちの方へドローン飛行許可申請を担う行政書士がドローンをとりまく手続きを徹底解説します。
この記事を読むと
「ドローン飛行許可申請のホームページ掲載無人機のメリット」
がよくわかります。
それでは具体的な中身を見ていきましょう。
ドローン飛行許可申請のホームページ掲載無人機について
ドローンの飛行許可申請時に国土交通省のホームページ掲載の無人機であれば、提出する書類の一部が省略できます。
国土交通省の基準に適合した機体の場合が対象となり、対象機体は随時更新されていきますので、申請時には最新情報を確認しておきましょう。
「資料の一部を省略することが出来る無人航空機」の中で基準を満たしている飛行形態がA~Gで記載されています。
確認した飛行形態の区分
- A. 基本的機能及び性能
(審査要領4-1-1、4-1-2(最大離陸重量 25kg 以上の場合)) - B. 進入表面等の上空又は地表若しくは水面から 150m の高さの空域における飛行のための基準
(審査要領5-1(1)) - C. 人又は家屋の密集している地域の上空における飛行、地上又は水上の人又は物件との間に所定の距離を保てない飛行、多数の者が集結する催し場所の上空における飛行のための基準(第三者の上空で無人航空機を飛行させない場合)
(審査要領5-2(1)a)、5-5(1)a)、5-6(1)a)) - D. 夜間のための基準
(審査要領5-3(1)) - E. 目視外飛行(補助者有り)のための基準
(審査要領5-4(1)a)~5-4(1)c)) - F. 危険物の輸送を行うための基準
(審査要領5-7(1)) - G. 物件投下を行うための基準
(審査要領5-8(1))
ドローン飛行許可申請のホームページ掲載無人機を使用するメリット
ホームページ掲載無人機を使用するメリットは下記の書類の提出が不要になる点にあります。
提出が不要となる資料
- 機体及び操縦装置の設計図又は写真(多方面)
- 運用限界及び飛行させる方法が記載された取扱説明書の写し
- 追加装備を記載した資料(第三者上空の飛行を除く。)
現在掲載されているホームページ掲載無人機の一覧
DJI
- PHANTOM 1
- PHANTOM 2
- PHANTOM 2 VISION+
- PHANTOM 3 STANDARD
- PHANTOM 3 ADVANCED
- PHANTOM 3 PROFESSIONAL
- PHANTOM 4
- PHANTOM 4 ADVANCED
- PHANTOM 4 ADVANCED+
- PHANTOM 4 PRO
- PHANTOM 4 PRO+
- PHANTOM 4 PRO V2.0
- PHANTOM 4 PRO+ V2.0
- PHANTOM 4 PRO Obsidian
- PHANTOM 4 PRO Obsidian +
- PHANTOM 4 RTK
- P4 Multispectral
- INSPIRE 1
- INSPIRE 1 V2.0
- INSPIRE 1 PRO
- INSPIRE 1 RAW
- INSPIRE 2
- MAVIC PRO
- MAVIC PRO PLATINUM
- MAVIC 2 PRO
- MAVIC 2 ZOOM
- MAVIC 2 ENTERPRISE
- MAVIC 2 ENTERPRISE DUAL
- MAVIC 2 ENTERPRISE ADVANCED
- MAVIC AIR
- MAVIC AIR 2
- DJI AIR 2S
- MATRICE 100
- MATRICE 200
- MATRICE 200 V2
- MATRICE 210
- MATRICE 210 V2
- MATRICE 210 RTK
- MATRICE 210 RTK V2
- MATRICE 300 RTK
- MATRICE 600
- MATRICE 600 PRO
- Spreading Wings S800 EVO
- Spreading Wings S900
- Spreading Wings S1000
- SPARK
- AGRAS MG-1
- AGRAS MG-1S ADVANCED
- AGRAS MG-1P RTK
- AGRAS MG-1P
- DJI/TOPCON MATRICE 600 PRO for TS
DJI/(株)クボタ
- MG-1K
- MG-1SAK
- MG-1RTK
ヤマハ発動機(株)
- RMAX (L15)
- RMAX TypeIIG(L171)
- RMAX TypeII(L172)
- 高高度 RMAX GPS 付き (L181)
- 高高度 RMAX GPS なし (L182)
- RMAX G1 (L20)
- FAZER (L30)
- FAZER R (L31)
- FAZER R G2 (L28)
- AYH-3 GPS 付き(L173) (ヤンマー)
- AYH-3 GPS なし(L174) (ヤンマー)
- YF390 (L32)(ヤンマー)
- YF390AX (L33)(ヤンマー)
- YMR-08 (L80)
- YFA8 (L80)
- YMR-08AP (L83)
- YMR-08(L89)
- YFA8(L95)
- YFA8AP(L96)
(株)自律制御システム研究所
- MS-06LA (13inch)
- MS-06LA (15inch)
3D Robotics, Inc
- Solo
(株)エンルート
- AC1500
- AC940-D
- CH940
- EX700
- PG390
- PG560
- PG700
- QC730
- QC730TS
ソニーグループ(株)
- ARS-S1
(株)石川エナジーリサーチ
- アグリフライヤー
- アグリフライヤー type R
- ビルドフライヤー
- 飛助DX(21年モデル)
- 飛助MG(21年モデル)
ドローン飛行許可申請のホームページ掲載無人機についてのまとめ
空撮や測量、農薬散布等、必要な業務に合わせて最適なドローンを使用することが基本となりますが、提出資料の準備をできるだけ省略したい場合は、可能な限りホームページ掲載無人機を活用するのも一つの方法です。
ただし、ホームページ掲載無人機以外の無人機(ドローン)だと許可が下りないわけではありませんので、無理にホームページ掲載無人機を使う必要もありません。
参考までに、ホームページ掲載無人機に追加してほしい場合に「量産無人航空機の実機確認要領」を確認して審査依頼することもできます。ただし、製造者または正規販売代理店に提出することを依頼する必要があります。