【DIPS】ドローン情報基盤システムの申請方法を完全ガイド【行政書士監修】
ドローン飛行許可を取得するにはDIPS2.0で申請が基本!
ドローンを飛行させたいエリアが飛行規制のあるエリアの場合や飛行方法が禁止対象の場合は、飛行許可または承認を得なければいけません。オンラインでドローン飛行許可を取得するにはDIPS2.0での申請が必要です。
そこで・・・
チェック
- ドローン飛行許可申請のやりかたがわからない?
- DIPS2.0って聞いたことがあるけどどうすればいいの?
- いちばん簡単な申請方法を教えてほしい!
なんてお悩みではございませんか?
このようなお悩みをお持ちの方へドローン飛行許可申請を担う行政書士がドローンをとりまく手続きを徹底解説します。
この記事を読むと
「パソコン操作に不慣れでもできる!DIPS2.0でのオンライン申請の方法」
がよくわかります。
それでは具体的な中身を見ていきましょう。
ドローン情報基盤システム「DIPS2.0」のオンライン新規申請について徹底解説!
重要事項
2022年11月7日に「DIPS2.0(飛行許可承認申請機能)」がリリースされました。
機体登録システムのログインアカウント(アルファベット3文字+数字6桁の形式)一つですべての手続きができるようになっています。
オンライン申請に不慣れな方は、また新しい申請方法を覚えないといけないので大変かと思います。
このサイトでも最新情報を随時提供していきますので、ご覧いただければと思います。
アカウントの開設
アカウントの開設の流れは
- 利用規約に同意する
- アカウントの開設に必要な情報を入力する
- 入力した情報を確認してアカウントを開設する
上記の3ステップとなります。
パソコンやスマートフォンでの操作に不慣れな方は「1.利用規約の同意」で進めなくなる方もいらっしゃいます。
なお、登録する情報は、個人と企業・団体で異なります。
ログイン方法
発行された申請者 ID でシステムにログインをします。
https://www.uafp.dips.mlit.go.jp/req-appl/c01/displayviewsc_c01_02
以前のDIPSで使用していた数字だけのログインIDは使用できませんので必ず機体登録時に使用したログインIDでログインしてください。
① 機体情報の登録方法
以前にDIPSでは機体情報の登録が必要でしたが、DIPS2.0では事前に機体登録が完了している必要があるため、自身で機体登録した機体は自動的に反映されます。
ホームページ掲載機以外の機体の場合は、機体情報として画像や運用限界値等の入力が必要となります。
② 操縦者情報の登録方法
申請者情報の登録が完了し、システムにログインが可能となった後に行う作業として、申請を行う操縦者情報の登録をします。登録した情報は申請書を作成する際に必要になります。
操縦者の追加時に忘れがちな点として、使用する機体の設定です。
使用する機体の設定を忘れると、飛行許可承認申請書の作成途中で中断して、改めて操縦者設定のページから設定しなければいけません。
ドローン飛行許可申請のホームページ掲載団体技能認証を解説します!
③ 申請書作成方法
ドローンの機体情報の登録と操縦者の登録が完了してから、申請書の作成を進めていきます。
はじめに申請書を作成しようとしても、機体選択、操縦者選択ができないため、必ず、最後に申請書の作成をしてください。
①基本情報
②飛行経路
③機体情報
④操縦者情報
⑤飛行マニュアル
⑥その他の情報
⑦申請内容の最終確認
申請書の提出方法
申請書の審査について
許可書の発行方法
「DIPS」のオンライン変更申請について徹底解説!
変更申請とは、既に受けている許可・承認の期間内に申請内容の一部を変更し、飛行を継続する申請を指します。変更対象の許可・承認に関する申請を本システムで実施している場合は、以下の手順に従い変更申請を行ってください。なお、変更対象の許可・承認に関する申請を書面等の本システム以外の方法で実施している場合は、通常の新規申請として申請を行ってください。
また、変更申請が可能な申請内容は以下の通りです。
- 無人航空機の製造者、名称、重量その他の無人航空機を特定するために必要な事項
- 無人航空機の機能及び性能に関する事項
- 無人航空機の飛行経歴並びに無人航空機を飛行させるために必要な知識及び能力に関する事項
- 無人航空機を飛行させる際の安全を確保するために必要な体制に関する事項
「DIPS」のオンライン更新申請について徹底解説!
更新申請とは、既に受けている許可・承認の期間の終了後、引き続き飛行の日時のみを変更して飛行を希望する場合の申請を指します。
更新対象の許可・承認に関する申請を本システムで実施している場合は、以下の手順に従い更新申請を行ってください。なお、更新対象の許可・承認に関する申請を書面等のDIPS以外の方法で実施している場合は、通常の新規申請として申請を行ってください。
また、更新申請は許可・承認の終了日まで 2 ヶ月以内の期間のみ申請可能です。
機体の所有者情報が未登録で許可を受けている申請に対して更新申請を行うことはできません。機体の所有者情報を登録し、再度申請書を作成して提出してください。
ドローン情報基盤システム「DIPS」のオンライン申請のまとめ
ドローンの飛行許可・承認申請を行うにはDIPS2.0を使ったWeb申請が基本となります。
操作と全体像について慣れない間は難しいと思われるかもしれませんが、少しずつでも慣れていくと、操作も早くできるようになります。
ただし、時間がない場合や難しい申請の場合は専門家である行政書士に依頼したほうが確実です。